1. データ採取について 目次 3. 論文データの採取

2. 媒体データの採取

2-1. 媒体データシート

 [媒体データ]の採取には、次のようなデータシートを用いると便利である。
シートは、データベースセンターで制作したものを使用する。

媒体データシート記入例

 このデータシートは、校正作業の際に使用したり、送付されたデータの疑問点についてセンターから各機関に問い合わせる場合のために、保存しておいていただきたい。



2-2. 媒体識別コード

 論文を収録する媒体(雑誌、論文集など)には、それぞれ一冊ごとに固有のコードを割り当てる。それが[媒体識別コード]である。これは、媒体の種類をあらわす[種別]と媒体固有の[媒体番号]、そして媒体の[通号]、あるいは[巻・号]からなる[媒体通号]からなる。

媒体識別コード記入例

[種別]とは、その番号によって国内雑誌、外国雑誌、国内図書、外国図書などを示す。たとえば国内雑誌の[種別]番号は0である。

番号   [種別]  
0   国内逐次刊行物 (雑誌、紀要など)
1   外国逐次刊行物 (雑誌、紀要など)
2   国内図書 (論集、講座、単行本など)
3   外国図書 (論集、講座、単行本など)

 [媒体番号]は、各媒体固有の番号であり、データベースセンターが指定する(「5. 付録・媒体番号一覧」参照)。


 [媒体通号]は、各媒体の中で、それぞれの号・冊を識別する6桁の番号であり、媒体の通号または巻・号によって決定する(通号および巻・号については、「2-4. 通号および巻・号について」を参照のこと)。

1.   両方ある場合は[通号]を優先する。
例:   『印度学仏教学研究』37巻1号(通巻73号)→ 000073
2.   [通号]がない場合は、[巻・号]を利用する。その際上位4桁を[巻]、下位2桁を[号]とする。
例:   『東洋学報』第31巻1号 → 003101
3.   合併号の場合、若い方の番号を利用する。
例: 『密教文化』第35号 → 000035
  『密教文化』第36・37合併号 → 000036(000037は欠番となる)
  『密教文化』第38号 → 000038
4.   図書の場合、シリーズの巻数などを利用する。1冊だけの場合は常に「000001」である。
例: 『講座大乗仏教』第1巻 → 000001
  『講座大乗仏教』第2巻 → 000002
  『唯識学研究』上巻 → 000001
  『唯識学研究』下巻 → 000002



2-3. 媒体名に関するデータ

媒体名記入例

 [媒体名]は媒体の名前のことであり、必ず記入しなくてはならない。ただし『』等は記入しない。

例: 印度学仏教学研究
例: Nagoya Studies in Indian Culture and Buddhism: SaMbhASA


 [よみ]は、[媒体名]に対するひらがなのよみである。ひらがな以外の記号はすべて省き、数字はアラビア数字に直す。
 ただし[媒体名]がローマ字表記の場合、以下のように処置する。

1.   大文字は小文字にする。
2.   ダイアクリティカルマーク付の文字は、ダイアクリティカルマークを外す(「4-5.言語に関する疑問 ダイアクリティカルマークとは?」参照)。
3.   記号と空白はすべてとり除く。
例: Nagoya Studies in Indian Culture and Buddhism: SaMbhASA
→ nagoyastudiesinindiancultureandbuddhismsambhasa


 [部編名]は、各大学・機関の紀要論文集などでしばしばみられるもので、学校単位で出す雑誌の中に、学部による分冊がある場合などに用いられる。同名の媒体がある場合は、特に必要である。

例: 人文科学編
例: 文学部哲学科・仏教学科編


 [特集・テーマ]は、媒体各号における特集やテーマの名称を記入する。

例: 仏教における戒の問題
例: ○×教授退官記念号
例: 北海道大学における第三十九回学術大会紀要(二)


 [媒体名(欧文)]は、媒体の巻末や裏表紙などに見られるものである。単に[媒体名]をローマ字表記したものでも構わない。大文字・小文字などの表記については、媒体の表記にしたがう。また、[媒体名]がローマ字表記のものは、それをそのまま記入する。ない場合は記入しなくてもよい。

例: Journal of Indian and Buddhist Studies
例: THE OTANI GAKUHO



2-4. 通号および巻・号について

 [通号]および[巻・号]は、媒体一冊一冊に固有の番号である。[通号][巻・号]は、少なくともどちらか一方を記入する。

通号・巻・号の記入例

 雑誌における[通号]とは、媒体の通し番号のことで、雑誌の号が「通号」となっていなくても、ひとつづきの番号で創刊号からの番号がふってあれば[通号]として記入する。

例: 『印度学仏教学研究』37巻1号(通巻73号) → 73
 図書の場合、シリーズの巻数などを数値化する。1冊だけの単行本は常に「1」にする。
例: 『講座大乗仏教』第1巻   → 1
  『講座大乗仏教』第2巻   → 2
  『唯識学研究』上巻   → 1
  『唯識学研究』下巻   → 2


 [巻・号]は、ふたつ以上のつづき番号で、1-1、1-2、1-3、2-1、2-2…というように、階層的に番号がふられている場合に記入する。

例: 『印度学仏教学研究』37巻1号(通巻73号) → 巻=37、号=1
例: 『インド学』1997年春号 → 巻=1997、号=春(または 1)
例: 『講座ダルシャナ』第1巻 → 巻=1、号=1
  『講座ダルシャナ』第2巻上 → 巻=2、号=1
  『講座ダルシャナ』第2巻下 → 巻=2、号=2
  『講座ダルシャナ』第3巻 → 巻=3、号=1


 [発行年月日]は、媒体の発行された年(西暦)、月、日を記入する。



2-5. その他のデータ

 これ以外にも、媒体にはそれぞれ固有の情報がある。[ISSN][ISBN][編著者][発行者・社][発行地][発行国]などである。

その他のデータ記入例

 [ISSN][ISBN]は、媒体の表紙、裏表紙、奥付などに印刷されている。両方ある場合は両方記入し、古い媒体でISSNやISBNの表記がない場合は記入しない。


 [編著者][発行者][発行国][発行地]は、それぞれ媒体の奥付等を参照のこと。なお[発行地]については、厳密な住所を要求するものではない。基本的には都道府県名でよい


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